成年後見
成年後見制度は、高齢者や障害のある方々の権利を守り、社会の中でより平穏な日常生活を送ることができるよう、人間らしく生きることを支援する制度です。
この制度は、将来望みどおりの支援が受けられるように、判断能力が衰える前に予め定めておく「任意後見制度」と、判断能力が衰えた後に必要な保護の程度によって支援を柔軟に受けられる「法定後見制度」の2つに分かれています。
私たち司法書士は、この「成年後見制度」にいち早くから取り組み、制度の施行前にその受け皿として「社団法人成年後見センター・リーガルサポート」を設立しました。現在、各都道府県に1つずつ(北海道は4つ)合計50の支部を設置し、それぞれの地域の実情にあった活動を行っています。
主なものとしては高齢者・障害者を対象とした支援活動、成年後見人の推薦・指導監督、講師の派遣と調査研究などがあります。同センターでは、成年後見業務賠償保険を導入して万一の損害に備えるとともに、適切な後見業務を行うために必要な研修を実施しています。
同センターに登録している司法書士は、福祉や医学の分野にまで様々な訓練や研修を受け、さらにその後も資格更新研修を実施して、常に資質の向上に努めています。
司法書士は、これからも高齢化社会や地域社会をサポートしていく専門家として、それぞれの専門家と連携しながらトータルなサービスを提供していきます。

